一人暮らし物件探しのコツや内見ポイントを知ろう
その物件『賃貸料と間取り』で決めていませんか?せっかく時間をかけて良い物件を見つけて、実際に住んでみたら「思っていた物件と違った!」という思いをしないように、みなさまに私の失敗体験談を交えてアドバイス出来たらなと思います。私自身プロフィールにも記載しておりますが、大学生から結婚するまで約14年間、転々としながら一人暮らしをしておりました。
このキーワードで検索してきた方へ、なにかの“こだわり”や“譲れない条件”があるからこそ知っておいていただきたいです。
部屋探しのコツや内見ポイントをお伝えしますが、先に私の体験談として、住みやすい環境を与えてくれる3つの条件が「鉄筋コンクリート造」「角部屋の最上階」「オートロック付・モニター付インターホン」です。
賃貸物件の構造を知ろう
構造で大切なことは、音の部分『遮音性・防音性』と安全の部分『耐震性・耐火性』です。
【鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)>鉄筋コンクリート造(RC造)> 鉄骨造(S造)>木造】
音の部分に関しては、鉄骨造でも遮音性・防音性が高い場合もあります。
下記の画像は、マリモキャラクターで有名な大手不動産会社「スー○」の物件概要ページです。どこの不動産会社も表記は異なるかもしれませんが、必ず構造については記載されています。
部屋の向きを知ろう
南>東≒西>北
部屋の向きによって洗濯物の乾き、風通し、エアコンの使用率などが変わってきます。ただ、周囲の建物環境に大きく左右されることを知りましょう。全ての向きで生活をしたことがある私ですが、北向きは明確な理由がない限りおすすめしません。日が入りにくいから部屋は寒いし、洗濯物が乾きにくいし、夏も涼しいことがなくエアコンフル稼働でした。東向きの朝日とか西向きの西日は、遮光カーテンとかブラインドで対策できるので特に問題はないかと思います。
部屋探しのポイントを知ろう
最低でも3つ以上の候補物件を見つけてください。
部屋探しのポイント
- オートロック、モニター付インターホンは防犯対策になるので安心です。
- メイン道路(大型トラックなどの走音・振動)消防署・総合病院(消防車・救急車のサイレン音)は近くにあるか。(深夜~早朝の睡眠に影響があるかもしれません)
- 田んぼ、畑、川は隣接しているか。(階層によっては害虫被害にあうかもしれません)
- 飲食店やコンビニなどの飲食を取り扱っている店舗が入ってる賃貸は、害虫被害にあうかもしれないので避けましょう。
- 自炊を考えているならキッチンは少しでも広いほうが料理しやすいです。
- 上階の生活音が心配な場合は最上階を選ぶ。
- 徒歩圏内にスーパーマーケットと病院と学校(避難場所として)があるか確認する。
- お風呂とトイレがいっしょかどうか。
- 都市ガスかプロパンガスか。(プロパンガスは料金が高いです)
- インターネット設備のこと。物件によっては、インターネット無料で使い放題がありますが「おまけ」と考えましょう。時間帯によってはYouTubeなどの動画をまともに見れない場合があります。
部屋の内見ポイントを知ろう
毎月、賃貸料が発生するため安い買物ではありません。Webで候補物件を見つけたあと、必ず不動産屋に足を運んで、部屋の内見は絶対に行って失敗しないようにしてください。
内見の際は、スリッパを持参してください。(だいたいは不動産会社が用意していることが多いです)それでも持参してほしい理由は、スリッパが用意されていない場合もあることと用意しているスリッパが汚れていることがあるためです。部屋はキレイに見えても床は汚れていることが多く、用意されたスリッパは清潔であるかわからないためです。
内見ポイント
・周辺の家や道路、地域の掲示物、ゴミ捨て場の状況を知ろう。<治安がわかります>
・駐輪場、駐車場、郵便受け、廊下や階段にゴミが落ちてないか汚れてないか、自転車は乱雑に止められていないか。<賃貸物件の管理状態と住民の質がわかります>
・内見は時間帯と休日平日にわけて行こう。<住民の質と遮音・防音性がわかります>内見は出来ない時間帯ですが、夜にも外からどんな雰囲気であるかを確認するのもおすすめです。
・部屋の間取りを測るためにメジャーがあると便利です。気に入った家具がそこに置けるか、玄関から冷蔵庫や洗濯機のような大型家電などが通るか確認しよう。
・クローゼットや収納棚は開けて確認しよう。<カビや汚れてないか>
・設置されているエアコンや給湯器(家電製品)などの年式を調べて、古いと思ったら不動産屋に交換してもらうよう交渉しよう。<古い家電は性能面が悪く電気代も高くなります)
・トイレに温水洗浄便座が設置されていない場合、不動産屋に交渉次第では無償で設置してくれます。<選ぶ事はできないのと安価タイプになります>
・不動産屋の話しは、鵜呑みにしないようにしよう。契約がほしいので多少話しを大きくしてセールストークをしてくることもあります。<自分の直感と確認したことを信じよう>
まとめ
一人暮らし物件探しのコツや内見ポイントをまとめてみました。何よりも大切なのは自分の直感と確認・調べることが物件選びのコツかなと思います。あと、不動産屋の話しは鵜呑みにしないように注意してください。例えば、クローゼットを見ようとした時に、不動産屋から「そこはクリーニングしてますのでキレイですよ!」と言われて「なら、大丈夫か!」と引かないで「あーそうなんですねー」って適当に返事しながら自分の目で見て確認してください。私は実際にクローゼットが汚れていたことを体験をしてからは確認するようにしています。
さいごに
物件選びって本当に難しいです。また、誰が言い始めたかわかりませんが「隣人ガチャ」という言葉はぴったりな表現で、実際に数日生活してみないとわからないのが集合住宅の欠点です。私も一人暮らしの経験が長く『他人の生活音』に対して非常に嫌悪感を抱いていた時があり、1ヵ月も経過しないうちに引っ越ししたこともあります。冒頭にも書きましたが、私が住みやすい環境だった3つの条件が「鉄筋コンクリート造」「角部屋の最上階」「オートロック付・モニター付インターホン」です。あと、最近は外国の方も増えてきているので、隣人が外国人なのかを不動産屋に確認するのもよいかと思います。
また、次のお話しで。