男性でも育児休業を取りましょう

産後の「パパ育休」は妻と相談しよう

『どれくらい取得する?』『どうしようか』『会社の人に迷惑をかけてしまうのでは?』などで悩んでいる方への私自身の体験談を交えて、1つの考え方として選択肢を増やして頂ければ幸いです。あなたが何よりも先に行動することは『1人で悩まずに妻と相談する』ことを最優先にしてください。

妻に相談するテーマを決めよう

育児休業法を知る

必ず厚生労働省の「育児休業法』のページを確認してください。Youtubeなど、色々な方が丁寧に説明をされておりますが、2022年4月1日から段階的に改正されておりますので、投稿日を確認するなど間違った情報を取りいれないように注意してください。                   

育児休業期間を知る

出産日から1年間取得できます。(2022年10月1日から、制度が変わり分割で取得することも可能となりました)                                                         

給与が減ることを知る

  • 国からの育休手当は、育休開始後から3ヵ月後(最短)に指定口座に振込されます。会社の給与みたいに毎月振込されないので気をつけてください。
  • 1年取得した場合、育休開始から6ヵ月間/67%  
  • 6ヵ月間から12ヵ月間/50% 計算方法:休業前の6ヵ月間(ボーナス除く)÷180
  • (備考1)支給上限度額/2022年8月1日から(支給率67%)305,319円(支給率50%)227,850円
  • (備考2)育休中のボーナス支給については、会社によってルールが異なるので確認してください。                                                             

誰の為の育休なのか

新しい家族の為に権利を持っている方は、ぜひ育休を取ってほしいです。男性が育休を考えたうえで昇進が遅くなる・復帰後会社での立場が変わる可能性、職場の雰囲気で言い出しにくい・迷惑をかけるなど、色々と思うことはあるかもしれません。ただ、産後の妻は出産時の身体的疲労やホルモンバランス急激な変化から精神的に不安定になりやすいです。会社はあなたの家族をサポートはしてくれません。父親のあなたが家族を支える大黒柱としてサポートをしてあげてください。

営業職の私が1年間の育休をとるために行動したこと

私は⑤と⑥に時間をとられすぎて、大雑把な引継ぎをしてしまったと後悔しております。また、出産予定日に子供が誕生するとは限りません。早めの行動と予定日が前後しても大丈夫なように、有給休暇を数日使えるように準備をしておいてください。余談ですが、時代の流れなのかわかりませんが、みなさん以外にすんなり受け入れてくたように感じます。

私が育休を取得するまでの行動

  1. 妻に相談してから、育休1年間を取ることを決める
  2. 2ヵ月前から上司に相談を行い認可をもらう(反応次第では短い期間になっていたかも)
  3. 上司の認可後、会社の総務部に相談を行い今後の段取りなどを決める
  4. 会社の正式な認可後、社内に向けてのアナウンス
  5. 業務引継書の作成
  6. 担当顧客への引継ぎ挨拶と後任挨拶する為のスケジュール調整 
  7. 時間がなく引継ぎ挨拶が出来なかった場合など、育休するむねをメールで一斉送信 

                                                                                               

さいごに

育休に入る前、昇進不安や会社(少数の同グループ内メンバー)に迷惑をかけてしまうなどなど、後ろめたい気持ちがずっとありましたが、いまでは1年間の育休を取得して良かったと言えます。妻のサポートと娘の成長を見届けられる時間を家族全員で過ごすことができるからです。                                                                                                           

また次のお話しで                                              

能登の海
※写真は本文と関係ありません。(能登の海)
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