妻が妊娠したら夫としてやるべきこと

妻・母親・ママ・嫁の妊娠がわかったとき、夫・父親・パパ・旦那がやるべきことはなにか?
私の体験談をもとに、いっしょにやるべきことを確認して準備しておきましょう。

妻が妊娠したら

妻から「妊娠したよ、妊娠したみたい等」と言われた時、夫としてどんな言葉をかけてあげるか考えたことはありますか?案外、妻は夫がどんな反応をするのかを楽しみにしています。楽しみにしているからこそ「おめでとう」「よかったね」などの素っ気ない返事をして妻の機嫌が悪くなることもあります。一言ではなく、父親としての思いや喜びの感情を伝えてあげるのが夫婦円満のコツではないでしょうか。私もそうでしたが、急に父親になる自覚は持つことは難しいので、予め何を伝えるのか準備しておくといいかもしれません。私の場合は「おおーついに僕も父親かー幸せ」って抱きつきました。
妻はどんな表情だったかは覚えていませんが機嫌は悪くはなっていませんでした。
LINEなどのSNSで妊娠報告を受けても、直接顔を見て言うか電話して思いを伝えてください。

キーワード “つわり” 知っていますか?

結論から、妻のつわりに対してやるべきことは“夫はひたすら耐えること”です。
私自身、“つわり”というキーワードになじみがなく、妻が『急な感情変化で人格が変わったな』と感じたからこそ、色々検索して理解しようとしました。
ただ、検索の通りにどんなに優しく気遣いしても機嫌がよくならないこともあります。
夫としてはストレスがたまるかもしれませんが、喧嘩するのは絶対やめてください。
妻のストレスは赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは、“つわり”の代表的な症状を私が体験してきたことに置き換えましたので読んでみてください。

イライラして怒りっぽくなる

え?そこで怒る?みたいな場面からお互い言い争う時もありました。
帰ってすぐ手洗いをなぜしない、いまスマホ操作するなとか、
少しでも気に触ったことがあれば怒ってくることもありました。    

泣きやすくなる

怒ってる時や、ふとした瞬間に泣き始めることも多かったです。
例えば、強めに返事をしした時ですが、「なんでそんなに怒っているの?」
と泣き始めることもありました。

眠気と睡眠について

眠りが浅く、音に関して敏感になっていました。
私のイビキが原因で、一緒に寝るのをやめ部屋をわけました。

匂いに敏感になる

妊娠前は大好きだった、肉系(鶏はOK)の匂いがダメになりました。料理とかも好きで色々作ってくれてましたが、サラダ油の匂いがダメになるなど日々の料理も辛そうにしていました。一緒に食事をする場合は、妻の好みに合わせて食事をするようにし、1人で食事する時は匂いのキツイ料理(ニンニク料理など)は避けていました。他にも、香りがキツイ(柔軟剤とか)匂いとかもダメになりました。                 

テレビ、スマホ、パソコン、本がダメになる

液晶画面の光や、文字を読んだりすると気分が悪くなり吐き気があったようです。
体調によっては、スマホすら持つのが嫌だったようです。

吐き気がある

体調によっては、常に吐き気があったようです。
例えば、上記記載のダメな匂いを嗅いだ時など。

夫として準備できること

“つわり”を経験したことがない・症状が軽かった妊婦さんもいらっしゃるようですが、
妻の様子をみて、夫として準備できることをやりましょう。

あなた自身のこと

父親になる自覚を持ちましょう。急に自覚を持つのは難しいので、ゆっくり自覚して行きましょう。
妻が役所からもらってくる「母子健康手帳」には親が記載する欄がありますので、
妻といっしょになって記入するなどをするのはどうでしょうか。
私の場合は、母子健康手帳にエコー動画の感想を妊娠週数ごとに記入して、
父親になる自覚を持ちました。

コミュニケーションのこと

  • 体を労ってください。
    妊娠前とは体が違っていることを理解してください。今まで出来ていたことが出来なくなります。
    常に体調を確認するように、歩調を合わせるように、重い荷物を持たせないように、転倒しやすくなってますので注意するように、セックスは無理強いせずかかりつけ医師に確認するように、他
  • 会話をたくさんしてください。
    ストレスたまるかもしれません、会話したくないかもしれませんが、たくさん会話してください。
    それでも会話したくない時は、妻・夫の両親や共通友人に協力してもらってください。
    私は、会話は妻のストレスに対する特効薬と思っております。        
  • たくさん感謝してください。
    “ありがとう”感謝の言葉を伝えられていますか?料理作ってくれてありがとう、洗濯してくれてありがとう、掃除してくれてありがとうなど何でもいいです。日頃の感謝を伝えましょう。                                       

タバコのこと

妻に必ず相談してルールを決めておくとよいかもしれません。
ただ、いますぐに禁煙したほうがよいです、副流煙による流産リスクや早産リスクが高まります。

お酒のこと

妻に必ず相談してルールを決めておくとよいかもしれません。

健康のこと

体調管理を怠らず、基本の手洗いやうがいなどの感染症対策は必ずしてください。

産婦人科のこと

積極的に、送り迎えや通院に付き添うように声をかけてください。                           

家事のこと

洗濯、買物、掃除(風呂・トイレなど)日頃、妻に任せている家事は、積極的にやるようにしてください。何をしてよいかわからない場合は、具体的に聞いてみてください。

さいごに(ストレスをためないようにするため)

お互いの言い分がでてくる為、夫婦で必ず“ストレス”が溜まります。
お互いにストレスをためないようにする為には『家族ルール』を決めるとよいかと思います。
妻の体調が良い時や悪い時の家事分担を決めるなど、禁煙するかわりに飲酒OKとか。
今まで普通で何気ないことだった、環境がガラっと変わることを受け入れてください。
“夫のストレス”の解消や向き合い方については、“1人の自由時間を作ること”かなと思っております。
私の場合は、仕事をしている時に解放感を感じてました。もちろん、仕事のストレスも感じていましたが、特殊な環境下で1人で自由に仕事をしていたのが理由です。
また、どうやっても状況が変わらない場合やなんだかよくわからなくなってきた時は、
両親や友人など近くに頼れる人に協力してもらってください。1人で抱え込むのはやめてくださいね。

また次のお話で。

写真は本文とは関係ありません。梅の実。

                                                           

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