戌の日にお参りして安産祈願してみませんか

「戌の日ってなんだろう?腹帯を巻く意味とは?」「戌の日はお参りだけでいい?ご祈祷してもらったほうがいい?」「戌の日のお参りする服装は?」などの疑問をまとめてみましたので、私の体験談を交えてお話ししていきます。

戌の日ってなんだろう?

「戌の日」のことをまとめてみました。

パンダ先生

戌(犬)は多産であるのに、お産がきわめて軽いことから「安産の守り神」とされてきました。昔から人間と生活をともにし、魔除け(狛犬)の象徴(例えば神社の入口に鎮座)として奉られた時代もありました。それで犬にあやかって「戌の日」に安産を祈って腹帯を巻く風習(習わし)ができたと言われています。

腹帯を巻く意味とは?

パンダ先生

お腹を冷やさないこと、妊婦としての自覚を持つこと、大きなお腹を支える役割があります。

腹帯、いわゆる「さらし」です。お祭りとかで体に巻きつけて大活躍しているあの長い白い布です。今では、様々な形や機能性に特化した商品がありますので気に入った伸縮性の高い機能性のある腹帯を探して購入してみてください。

私の妻も妊娠中に特に意識していたことが「身体の冷え」でした。おへそより下の骨盤から足の先までを温めてあげてください。身体の冷えは妊婦にとっても赤ちゃんにとっても「大敵」です。また、夏時期の冷房でも身体を冷やさないように腹帯などで対策してください。

さらに、腹帯をつけることによって、お腹に赤ちゃんがいることに意識を向け、ママになる自分や大きくなっていくお腹を愛おしく感じる効果があると思います。

大きなお腹を支える役割ですが、身体の負担が少なくなる理由でギュッと強く締めつけるような腹帯は着用しないようにしてくださいね。ママと赤ちゃんにとって1つもいいことなんかありません。腹帯でお腹を強く締めつけると、赤ちゃんや胎盤、へその緒がママの背骨のほうへと押しつけられることになり、赤ちゃんが胎内でスクスク育つことが難しくなるかもしれません。

戌の日はお参りだけでいい?ご祈祷もしてもらったほうがいい?

りょー

必ず2人以上でお参りに行くようにしてください。お参りと余裕があるなら、ご祈祷もしてもらったほうが親になる自覚がより一層強くなります。

毎年「戌の日」が毎月2~3日設定されます。私たち夫婦は、お参りするタイミングが仕事の休日ということもあり「戌の日」にお参りとご祈祷をしてもらいました。ただ、私たちの場合は、必ず戌の日にお参りしなければ!という考えは持っていませんでしたお参りするための条件もあり「晴れの日であること/視界不良・足元が悪く危険」「遠方ではなく近い場所であること/体調が急変してもすぐ家に帰れる距離」「ママの体調や気分が良好であること/体調や気分が悪いのに無理はしない」この3つの条件がクリアする日が「戌の日」でいいのではないでしょうか。私たち夫婦は、ご祈祷もしていただきましたが、他の参拝者もいるため、拘束時間が長くなってしまうことがデメリットです。妻の場合は、じっと座っているのが苦痛で辛かったみたいです。少しでも気持ちに余裕がない状態なら、別の日に改めるか、お参りだけでも十分ではないでしょうか。

りょー

ママの体調を最優先で行動してください。

戌の日のお参りする服装は?

「誰と行くのか?」で服装は変わってきますが、基本的にママは動きやすい服装と靴でよいかと思います。パパはシンプルな服装で問題ないかなと思います。妻は動きやすい普段着とスニーカーで、私は無地のトレーナーに黒のパンツで靴はスニーカーでした。本来であれば、服装はバシッ!と決めて行くのが普通なのかもしれませんけど、例えばママの体調が少し悪くなった場合、バシッ!とした服装だったら「せっかく準備したから」という理由で辛くても我慢するかもしれません。いつもと変わらない普段着であれば、移動中であったとしても「体調が少し悪くなってきたから帰らない?」と気持ち的に言うのがラクかなと思います。

さいごに

無理をしてまで、戌の日だからという理由でお参りをする必要はないかなと思います。

ママの体調を優先に考え、ママを1人で参拝させるのも極力やめてもらい相談してから家族で行動しましょう。

また次のお話しで。

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