背中スイッチはいつまで続くんだ

一生懸命抱っこしてあやして、『やっと寝てくれたー』と思って、そ〜っとそ〜っと布団に下ろすとその瞬間【目をパチッ!】「うぎゃー」って泣く。『はぁ〜なぜー?私が泣きたくなるわー」って、いったいいつまで続くんだーって悩みをかかえる方に、私の体験談を交えてお話しします。一般的には2ヵ月みたいですが、娘の場合は、首がすわりはじめた3ヵ月頃から少しずつ減っていきました。

背中スイッチの原因と私たちが対策した体験談のこと

原因①:温度変化を嫌うこと

パンダ先生

原因①:パパママの温かい腕の中から、ひんやりとした布団に置かれると背中スイッチ発動するよ。温度変化を嫌がるみたい。

りょー

対策①:妻が事前に用意していた“抱っこクッション”を使用してみよう。

“抱っこクッション”を使用すれば、赤ちゃんに温度変化を感じさせることが少ないため、とても有効なアイテムです。私たち夫婦も有効に活用させてもらいましたが、娘はある日から抱っこクッションが有効になりにくくなりました。私たちは季節が違って試せませんでしたが、事前に布団を湯たんぽなどで温めることでも有効かもしれません。

原因②:新生児期は眠りが浅いこと

パンダ先生

原因②:新生児期は基本眠りが浅く、自力で眠る力がないから深く眠るまで、抱っことかおっぱいをあげながら待ってから布団に置こう。

りょー

対策②:いつもと寝息が違うタイミングを見て、そ~っと置いてみよう。

寝息がどこかで変わる時(呼吸が深くなるとか)がありますので、その時にそ~っと布団に置いてみるとうまくいきます。もちろん、赤ちゃんとのタイミングを見誤ると目をパチッ!とあけて泣きます。私たちはよく経験しました。

原因③:寝る姿勢を工夫してみる

パンダ先生

原因③:平らな布団は嫌なのかも?赤ちゃんの寝る姿勢を工夫してみたら?

りょー

対策③寝る姿勢を工夫かー。バスタオルを丸めてCカーブ風にしてみよう。

赤ちゃんにとって自然な姿勢は猫背の状態と言われてるみたいです。(大人でも背中をまっすぐしているよりも少し前屈みでカーブしてしたほうが酸素がいっぱい入りますよね)数日前まで、ママのお腹の中で丸くなって膝を抱えて過ごしていたのですから。赤ちゃんにとっては伸ばすよりも縮こまっている方が身体にとって負担が少ないのかもしれません。私たち夫婦も有効に活用させてもらいましたが、ゆるーくバスタオルを丸めてUの字で娘を囲うようにしました。数日は効果がありましたが、ある日から効果がなくなりはじめました。

原因④:外部からの刺激とモロー反射のこと

パンダ先生

原因④:眠りが浅いから、モロー反射や外部からの刺激で身体が反応して起きているかも?手足を自由にさせないようにしてみたら?

りょー

対応④:睡眠中に身体がビクッ!となって起きることが多いから、おくるみを試してみよう。

私たちの娘の場合は、外部からの刺激(例えば、ドアを閉める音やちょっとした大きい音など)でビクッ!となって、モロー反射して泣くことが多かったです。1ヵ月検診時に助産師さんにモロー反射のことでアドバイスをもらったのが、バスタオルサイズの薄いガーゼでおくるみを実施してみたら?というものでした。手足が自由に動くよりも、おくるみをして動きに制限をつけることです。姿勢の件でも、触れてますが縮こまっている方が新生児は落ち着くのかもしれません。バスタオルサイズの薄いガーゼでおくるみ“基本巻き”を実施したところ、娘にはヒットどころかホームラン級のモロー反射で起きることが激的に減りました。(たまに、おくるみをしても泣く日もありましたが)

ただ、“おくるみ方法”はデメリットも付いてきます。『どのタイミングで卒業するかです。一般的には、寝返りをし始める3~4ヵ月頃に卒業することや、季節やおくるみの素材によっては体温調整がうまく出来ない新生児には「乳幼児突然死症候群リスクを高めてしまう」可能性があるからです。

さいごに

娘の場合は、原因①~③がダメで、原因④で背中スイッチの対策が出来ました。おくるみを卒業する際も、根気よく続けて何とかおくるみなしでも寝てくれるようになった時は夫婦で感動していました。みなさまも『背中スイッチをオンからオフに!』に出来るように応援しています。

また次のお話しで。

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