育児ストレスからくる歯のくいしばりや歯ぎしりに注意しよう

パパママ育児お疲れさまです。育児中に“頭痛“しませんか?睡眠しても“疲れ“が残っていませんか?肩こりや首こりは強く感じていませんか?もしかすると、育児中の無意識にしている『歯のくいしばり』や育児ストレスからの『歯ぎしり』が原因かもしれませんので、対策や注意するべきことをまとめてみました。歯は削れても欠けても再生しませんので、放置すると取り返しのつかないことになります。

歯のくいしばり・歯ぎしりとは

ストレスや不安などの精神的な原因によって引き起こされる癖のことです。歯ぎしりとも呼ばれるこの癖は、歯の表面同士が強くこすれ合い、歯や顎の筋肉に過剰な力が加わることで引き起こされます。

歯のくいしばりが続くと、歯や顎の筋肉に損傷が生じ、歯や顎の痛みや頭痛、口の開閉の制限などの症状が現れることがあります。また、歯の表面に削れや亀裂が生じることもあります。他にも噛む筋肉は肩や首に連動していますので、常に緊張状態が続くことで身体も休むことが出来ずに肩こり・首こりを引き起こします。

歯のくいしばり・歯ぎしりを対策しましょう

『歯は再生しません』そのため、『歯のくいしばり』や『歯ぎしり』の自覚がある場合は、今すぐ意識してやめるようにしてください。

りょー

無言で育児すると、無意識に歯のくいしばりをしますので、声に出しながら育児すると案外対策になったりします。例えば、子どもがぐずって寝てくれないときなどに「私は眠いんだー!」と声出しながら抱っこするとか。

睡眠中に自覚がある・家族から言われたことがある・顎関節症っぽい・寝起きなのに首や肩が痛い場合などは、すぐにでも『睡眠中はマウスピース』でガードしてください。大丈夫だろうと放置していると、歯のエナメル質が日々削れていき象牙質が現れ始めると知覚過敏症が加速(歯の神経が近くなるため)していきます。“知覚過敏症“の痛みに我慢できなくなった場合は、最悪“歯の神経を抜く“手術になります。

【引用元:歯と歯周組織の構造/ライオン歯科衛生研究所より】

歯科に行って専用のマウスピースを作ってもらうのが1番よいですが、時間や予約がなかなか取れない場合は下記のマウスピースを購入して使用してください。数千円で大事な歯が守れてわざわざ痛い思いをしなくてよいのと肩こり・首こりが緩和されるかもしれません。

さいごに(+私の体験談)

子育ては楽しいこともたくさんありますが、同時にストレスもたくさん抱えます。子どもがまだ小さいと、常に目を離せないため、疲れやストレスがたまりやすいですよね。

りょー

仕事も育児も「ストレス」と上手に付き合っていくのがポイントなのかもしれませんね。

私も、日常的に『歯のくいしばり』と睡眠中の『歯ぎしり』が多く、少しずつ歯が削れて行ってるのは歯科の先生からは指摘されていました。ただ、大きな変化もあるわけではないのとマウスピースをして寝るのに違和感があったので対策せずに放置していました。ある時、知覚過敏っぽい症状が出始めたときに、歯のクリーニングで通院している歯医者の先生に相談したところこんなことを言われました。

歯医者の先生

りょーさんの下前歯から象牙質が見えてきています。このまま対策しない場合、我慢できないほどの知覚過敏症になり、最悪歯の神経を抜く手術になります。

りょー

わかりました。歯のくいしばりをしないよう意識的に変えます。睡眠時はマウスピースを装着します。

これ以上、進行しないことを願います。歯は、身体のなかでも優先順位が低いのかなと思います。痛みを我慢して爆発して歯科に駆け込むというのが多いパターンではないでしょうか。子育て中、大変で時間がとれないかもしれませんが、パパママや親族に協力してもらって定期的なクリーニングもかねて歯科に行ってみてはいかがでしょうか。

また次のお話しで。

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