へその緒はどうする?なぜ大事に保管するの?
パパママ育児お疲れさまです。「へその緒は最後どうする?」「へその緒ってなんで大切に保管するのか?」「そもそもへその緒ってなに?」って疑問に感じたことありませんか。私も疑問に思っていた時期がありましたので、まとめてみました。
へその緒の役割とは
へその緒ってママと赤ちゃんをつなぐ命綱だね!どんな役割があるのかな?
胎児期にママから酸素や栄養を供給してもらい、胎児側で出た老廃物を母体に返す役割をする大切な役割を果たしています。
既にご存知かと思いますので簡潔に「胎児が成長する・生きるため」に必要なものです。
へその緒ってなんで大切に保管するのか
やっぱり、ママと赤ちゃんの“絆”だから?
諸説あるみたいですが、昔からの言い伝えで我が子を守る『お守り扱い』とされてきたみたいです。
現代の『へその緒』の扱いですが、色々調べてみると産院よってルールが異なるみたいです。例えば、へその緒は感染症リスクがあるから渡さない産院もあるみたいです。私たちの娘の場合は、産院からいただいた桐の箱にへその緒を入れて大事に保管しております。へその緒の印象は、最初はみずみずしくて大きいなーと思っていたのが、だんだん乾燥して干からびて小さくなってまるで“珍味”みたいというのが私の印象でした。また、私が小学生の時の課題で自分のへその緒について調べたことがあったなーと振り返ることもあったので、大切に保管しておけば子供が成長したときに話すキッカケになるかもしれません。
大切に保管しようと考えている方へ、一般的には生後1~2週間ぐらいでへその根元からポロっととれたへその緒を木箱に入れて保存しますが、日に日に乾燥して小さくなっていきます。注意していないとオムツにくっついて、お着替えのときに服にくっついて、沐浴しているときなど、気づいたらなくなってるー!捨てちゃったー!なんてこともありますので、「引っぱたら取れそう!」「もうすぐ取れそう!」と思った日から注意深くお世話と観察をしてください。
へその緒ってだれのもの
へその緒ってママが赤ちゃんのために用意するものじゃないの?
へその緒って実は赤ちゃんが用意するものなんだ。
私も調べるまでは、ママのものであると思っていましたが、へその緒って、胎児の組織で形成されているから赤ちゃんのものみたいです。専門知識がない私は色んな情報を見てもよく理解出来なかったのですが、ニュアンスが似ているなーと思ったのが植物の成長といっしょであると感じました。植物が育つためには、根っこからたくさんの栄養を吸い取って大きく育つことができます。赤ちゃんも同じで、へその緒を通じてたくさんの栄養をもらって大きく成長します。植物の根っこも赤ちゃんのへその緒も自分たちが成長する過程で、作り出した組織であることがわかります。
へその緒は最後はどうする
私の意見ですが、やっぱりママの思い出の品だからママが最後まで持っておくべきだものだと思います。ママが必要ないと思った場合は子供の判断に委ねるかたちでもいいかもしれません。いま私の実母から『りょーのへその緒どうする?』と聞かれたら、『母が大事に持っておいて!』と言います。仮に、『捨てるよ!』と言われたら引き取ります。
さいごに
子供の時に、母親が大切にしている“へその緒“を見せてくれた思い出があったり、産院で専用ケースを渡されたので大事に保管するものなんだという認識を持って、“なんとなく保管”している方もいらっしゃるかもしれません。雑学知識かもしれませんが意味を知っておけば、読んでいただいている方がより一層『大切な宝物』に変わったなと感じて頂ければ幸いです。
また次のお話しで。