新生児のお世話③~モロー反射・睡眠のこと~

新生児のお世話②の続きになります。
お時間に余裕があるようでしたら、ぜひ最初からお読みいただけると幸いです。

非常に大切なことなので、「冒頭」と「はじめに」は「新生児のお世話①」からの
繰り返しのお話しをお伝えいたします。

夫・父親・パパ・お父さんとして、新生児の赤ちゃんに「何をしたらよいか」「どんな役割があるのか」「どんな過ごし方」をすればよいのか。初めての子供で1年間育休を取った私が、新生児期に体験したきたことをプラスして少しずつお話ししていきますので、行動に移せることがあれば早速やってみてください。
私たち夫婦は、新型コロナウイルスの影響で利用することが出来なかったですが、今は状況も変わってきていますので、出産日前であれば「両親学級」を夫婦で利用するのもよいかと思います。

はじめに

妻・母親・ママ・お母さんも育児は初めてであり常に不安を感じていることを理解してくださいね。あと、育児に“正解”はありませんYouTubeなどのSNSや両親・親族や知り合いなどの助言や情報は“1つの知識”として必ず取り扱ってください。動画の赤ちゃんはこうすれば泣き止んでいたとかを実践した場合、本当に泣き止みましたか?安心している表情をしていますか?など、1つずつ試して夫婦で赤ちゃんにとって安心できる“正解”を導き出してください。

父親(私)として初めて新生児のお世話しました

新生児の睡眠のこと(寝て起きて泣いてのくりかえし)

新生時期の赤ちゃんは基本寝ていますが、何か不快なことがあれば起きて泣きます。
粉ミルクや母乳であっても、赤ちゃんが飲める量や飲むペースがそれぞれ違いますので、お腹の減る時間にも個人差があります。私たちの娘の場合は、母乳で育っておりますが授乳間隔や回数は決まっていたわけではなく、基本泣き始めたときに授乳をさせておりました。(母乳の場合は、助産師から好きなだけ飲ませていいということから、粉ミルクの場合は体重を確認しながらあげてくださいね)
私たち娘の場合のサイクル
「起きて泣く→先にオムツ確認・必要であれば交換・抱っこしてあやす→授乳→寝る」です。
だいたいこのサイクルで生活していたのですが、何をしても泣き止まずダメな時がありました。
「授乳したはずなのに数分後で泣き出す」「オムツも替えたばかり」「部屋の温度も大丈夫」「抱っこであやしてもダメ」気づいたのは少し先でこれが“答え“なのかわかりませんが、“飲みすぎで気持ち悪かった”のではないのか。娘の場合は、たくさん飲んでもあまり吐くことがなかったのと吸引反射で飲みたくなくても飲んで安心感を得ようとしたいのではないか。母乳は赤ちゃんがどのくらいの量を飲んだかがわかりませんので「お腹が張ってないか?」「飲みすぎて気分が悪くないのか?」を確認してみてください。私たち夫婦の対応は、どうしようもなかったので「泣いてもらって消化と疲れて」もらいました。

新生児の睡眠のこと(モロー反射/おくるみ)

私たち夫婦は「モロー反射/原始反射」でかなり苦しめられました。外部からのちょっとした刺激や音に対して赤ちゃんが自分の意志とは関係なく、反射的に起こす動きで目を覚ますことです。このモロー反射を緩和できるアイテムが色々売られていますが、私たちは助産師のアドバイスを参考に「薄手のガーゼ」を購入して「おくるみ=基本巻き」でモロー反射を乗り切りました。もちろん「おくるみ」をしたからといって、モロー反射がなくなったわけではなく、泣くときは泣いてましたが「おくるみ」をするのとしないとでは圧倒的な差を感じました。娘の場合、首がすわりが始まった頃に少しずつ「おくるみ」を卒業させていきました。

新生児の睡眠のこと(おしゃぶり/入眠サポート)

「おしゃぶり」は人それぞれ賛否両論あるようで、私たち夫婦も「どうする?」で結構悩みました。
私たち夫婦の場合は、睡眠導入目的のみ使用するということで「新生児用のおしゃぶり」を購入しましたが、5~6回目くらいの時に、娘がすぐおしゃぶりを吐き出すようになりました。素材が嫌だったのかはわかりませんが、好みではなかったようです。結局、娘の場合はおしゃぶりを常用することはなかったです。

私たち夫婦の睡眠のこと

新生児の赤ちゃんは、眠りが浅く昼や夜の認識がなく不規則なリズムで過ごしています。それに合わせて私たち夫婦も生活していかなければなりません。「睡眠」って本当に大事なことであると認識されられることでしょう。同じ部屋で生活をしてきて睡眠が妻よりも多かった私でさえ、この新生児の時期は“うつ”を少し感じていました。「たしかに“産後うつ”にもなるよな」って、何日も寝不足が続き・ストレスが少しずつ蓄積されて・泣き声がうるさく感じてきます。もし育休を取らずに仕事をしていたら、1日目は我慢しても2日目から部屋を別にしてくれと悲願しながら頼むぐらいな感じです。眠いかもしれません、ストレスが溜まってイライラしているかもしれません、泣き声がうるさく感じるかもしれません、筋肉痛かもしれません、それぐらい「睡眠」がお互い大事なことであることを理解してください。私の場合、少しでも妻に寝てもらう為に、授乳以外で泣いていたら、抱っこであやすことをしていました。ただ、泣き声で耳が痛くなるのが嫌だったので「ワイヤレスイヤホンで音楽を聞いて」泣き声をシャットアウトしていました。有線イヤホンは赤ちゃんを抱っこするときにジャマなので、無線イヤホンのノイズキャンセリング機能付がよいです。音楽に興味がない方は、耳栓を用意するとよいかもしれません。

さいごに

「おしゃぶり」のことですが、私たち夫婦はどちらかと言うと使用するのは否定派でした。メリットもあるけどデメリットもある、結局は「おしゃぶり」を使い続けることはなかったですが、お互い睡眠時間を少しでも確保するために購入しました。否定派でありながら「睡眠時間」をとるために購入するぐらい「睡眠」は大切であること知りました。夫婦の間で、色々なことが起きるかもしれませんが、お互い譲りあいながら新生児期をいっしょに乗り越えていきましょう。

また次のお話しで。

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