新生児のお世話④~しゃっくり・目やに・湿疹のことなど~

新生児のお世話③の続きになります。
お時間に余裕があるようでしたら、ぜひ最初からお読みいただけると幸いです。

非常に大切なことなので、「冒頭」と「はじめに」は「新生児のお世話①」からの
繰り返しのお話しをお伝えいたします。

夫・父親・パパ・お父さんとして、新生児の赤ちゃんに「何をしたらよいか」「どんな役割があるのか」「どんな過ごし方」をすればよいのか。初めての子供で1年間育休を取った私が、新生児期に体験したきたことをプラスして少しずつお話ししていきますので、行動に移せることがあれば早速やってみてください。
私たち夫婦は、新型コロナウイルスの影響で利用することが出来なかったですが、今は状況も変わってきていますので、出産日前であれば「両親学級」を夫婦で利用するのもよいかと思います。

はじめに

妻・母親・ママ・お母さんも育児は初めてであり常に不安を感じていることを理解してくださいね。あと、育児に“正解”はありません。YouTubeなどのSNSや両親・親族や知り合いなどの助言や情報は“1つの知識”として必ず取り扱ってください。動画の赤ちゃんはこうすれば泣き止んでいたとかを実践した場合、本当に泣き止みましたか?安心している表情をしていますか?など、1つずつ試して夫婦で赤ちゃんにとって安心できる“正解”を導き出してください。

パパ(私)として初めて新生児のお世話しました

新生児の体調のこと

毎日のお世話お疲れさまです。「ん?いつもと赤ちゃんの様子が違うぞ?」と思ったら、だいたい親の感は当たっていますので、日々のちょっとした変化に気づいてあげられるようよく観察してください。
私たち夫婦が、新生児期に気になった体験を①~③では触れていないところでお話ししていきます。

しゃっくりのこと

横隔膜が未熟のため、本当によく「しゃっくり」しますよね。しっかり「ゲップ」を出させてもしますよね。長いこと「しゃっくり」してると不安になりますよね。「しゃっくり」が止まらないから泣きますよね。背中トントンしたら「ゲップ」出るかもしれませんが、効果がないときもあります。そんな時は、自然に「しゃっくり」が止まるのを待つしかないです。ひたすら優しく見守ってあげましょう。
ただ、あきらかに機嫌が悪い場合や顔色が悪そうな場合などは小児科医へ行ってくださいね。

湿疹・ニキビのこと

皮脂が多く分泌されます、毎日沐浴をしていても全身あらゆるところに出てきます。首まわりや腕まわりなど、汚れがたまりやすいところやボディソープの洗い残しなどからも湿疹になるケースもありますので注意をしてください。そして、赤ちゃんの皮膚はデリケートなため、沐浴後の清潔な時に必ず“全身保湿“してください。沐浴後、全身清潔にしたはずなのに、どこからか “臭い” や “ベタベタする”といった変化が見られた場合は、すぐ小児科医に行ってくださいね。

目やにのこと

目やに多くでますよね、目は色んな病気があるから怖いですよね。目やにを確認したら、濡れたガーゼやウェットティッシュで毎回取り除いてあげましょう。面倒だからといって、自分の指で取り除くのは絶対やめましょう、バイ菌をプレゼントすることになるかもしれませんよ。目やにについては、赤ちゃんの機嫌がいつもと変わらない様子であれば、あまり気にする必要はないかもしれません。ただ、“かゆがっている” “痛がっている” “目が腫れている・充血している” “目やにの色が違う”など、いつもと様子が違うようでしたら小児科医へ行ってくださいね。

鼻づまりのこと

息しづらそう、寝苦しそうな時ありますよね。小さい鼻で一生懸命呼吸をしています。
鼻水であれば、鼻水吸引器を使用してください。鼻くそであれば、赤ちゃん綿棒で取り除いてください。新生児の鼻はとても小さいので、“やりすぎ”には注意してくださいね。鼻水と鼻くそを取り除いても、鼻づまりが解消していないようでしたら、私たち大人と同じように、赤ちゃんも「快適な室温と湿度」を求めますので、温度と湿度を少し意識してみてください。ただ、“咳”も出ていて、いつもと様子が違うようであれば、風邪かもしれないので小児科医へ行ってくださいね。

頭の形のこと

髪が少ないからこそ、頭の形気になる時ありますよね。顔を左右対称に向けて寝てくれれば問題ないのですが、向き癖のおかげで少し左右差がでてきます。目が届く状況であれば、向き癖と反対を向くように、意識して寝かしつけをしてみてください。嫌がるときは、無理強いはやめてくださいね。
それでも、頭のかたちが気になった場合は、「小児科医」や「赤ちゃんの頭のかたちの専門医」がいるところに相談してみてくださいね。

さいごに

「ん?いつもと赤ちゃんの様子が違うぞ?」と思ったら、だいたい親の感は当たっています。どうしようか悩んだり・迷っているのであれば、すぐに小児科医へ行って安心してください。自分が納得出来ない回答や症状が改善しないようであれば、違う小児科医へ行ってみてください。特に不安になりやすい時期だからこそ、少しでも早く安心して新生児期の育児を楽しんでください。

また次のお話で。

生後間もない小さな手。
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